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爆アゲ痛車イベント!レイヤーも集うエモーショナルな会場での初心者の心得

2023.2.6

「推し」への愛が凝縮されたこだわりの痛車が勢ぞろいする痛車イベント。実は日本各地で開催され、盛り上がりを見せています。会場ではどんなことが行われているのでしょうか。痛車乗り以外でも楽しめる?はじめてのイベント参加に向けて、「初心者の心得」を解説します。

大集合する痛車とコスプレイヤー!推しへの愛で上がるバイブス!

アニメやゲームのキャラクターをボディの全面にデコレーションしたカラフルな痛車。どのように制作されているのかは以前にご紹介しましたが、迫力ある痛車は推しへの愛だけでなく、高度なスキルとセンス、そしてかけた費用の結晶です。ご存じの通り、「痛車」は「ちょっと気恥ずかしい・痛々しい」という感覚に由来する言葉ですが、すでに「ITASHA」という言葉は欧米にも「輸出」されており、漢字文化圏の国々に至っては「痛車」で通じるのだとか。

そんな「クールジャパン」を極めた華やかな痛車たちが一堂に会するさまざまなイベント。それは痛車イベントやドレスアップカーイベントと呼ばれるもので、例えば東京・お台場で開かれる大規模なイベントには、1000台を超える痛車が全国から大集合。推しへの愛をこれでもかと体現した痛車や痛単車(バイク)、痛チャリ(自転車)が、広い会場にずらりと並ぶさまは圧巻の一言です。こうしたイベントの中には美少女ゲームに特化したものや、ダムやサーキットなどユニークな場所で開催されるものなどもあり、規模の違いこそあれど日本中で開催されています。

痛車イベントには、痛車のキャラクターに関するコスプレをしたコスプレイヤー、通称・レイヤーさんたちもやって来ます。レイヤーさんたちによると、車と並んだ時、より「映える」ような、通常とは少し違ったコスプレをして来ることもあるのだとか。痛車イベントは、クルマとコスプレという2つの異なる方法で好きなキャラクターを愛でる場にもなっているのです。

覚えておくと安心!痛車イベントを楽しむための「初心者の心得」とは

痛車

©八重洲出版/YAESU PUBLISHING

痛車イベントは痛車乗りの祭典ですが、もちろん痛車に乗らない人でも楽しめます。たくさんの痛車を鑑賞するだけでも楽しいものです。ただし、見学の際にはいくつか覚えておきたい「心得」も。まず一番大事な心得は、展示されているクルマには絶対に触らないこと!オーナーさんにとって、痛車はとても大切な存在です。手で触れることはもちろん、洋服が触れるだけで気になるという人もいます。大きなカバンや傘を持っている時は特に気をつけましょう。特別なパーツを取り付けている痛車もあるため、足元にも注意して近づき過ぎないこと。小さなお子さんを連れている場合、しっかり手を繋ぐなどしてクルマに触れないように注意しましょう。

大抵の場合、痛車の撮影は問題ありません。ほとんどのオーナーさんは一人でも多くの人に愛車を見てもらいたいと思っています。とはいえ、できれば撮る前に声をかけること。写真をSNSにアップしたい時はそのことも伝えて許可をもらいましょう。ナンバープレートや人物の映り込みにも注意が必要です。撮影に関してはレイヤーさんも同じ。もし撮影を断られたら、素直に取りやめましょう。中にはローアングルからレイヤーさんを狙おうとする人もいますが、ヒンシュクを買うだけ。痛車にも人にも、相手に対するリスペクトを忘れずにイベントを楽しみたいものです。

イベントは屋外で行われることが多く、季節によっては日焼けや防寒の対策も必須。会場にケータリングや自販機がないこともあるので、できれば飲み物を持参しましょう。携帯用の折りたためるイスなどもあると便利。予めイベントのホームページをチェックしておけば、より効率的に楽しめます。イベントに参加したことのある人から話を聞いてみるのも良いでしょう。

痛車とレイヤーに敬意を忘れず!楽しく過ごす痛車イベント

痛車

©八重洲出版/YAESU PUBLISHING

痛車イベントの楽しみは、痛車やレイヤーさんとの出会いだけではありません。人気投票やステッカーの手切りカッティング選手権などは痛車ファンなら大盛り上がり。また、ダムで開催されるイベントならダム見学、サーキットでの開催なら模擬レースや走行パフォーマンスなども楽しめます。痛車・自動車の関連企業がブースを設置することも多く、カーグッズや痛車関連グッズの購入も可能です。

さらには、アイドルや声優のライブやトークショーが開催される痛車イベントも。ビンゴや早食い大会など、家族・子連れで参加できるゲームが行われたり、ケータリングやキッチンカーがやって来るイベントなら、地元のグルメに舌鼓を打ったりと様々な楽しみ方ができます。

好きな作品があったり、好きなキャラクターがいたり、また少しでも痛車に興味をもっていたりするなら、痛車イベントは「同志」に出会える良いチャンスにもなります。イベントにエントリーしているオーナーさんのSNSアカウントを事前にチェックしておきましょう。自分のアカウントやハンドルネームを印刷した名刺を持参すれば、挨拶もスムーズ。いつの間にか推しの痛車デザインを考え始めている自分に気づくかもしれませんね。

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軽い気持ちで参加した痛車イベントが、新しい「沼」(ハマって抜け出せない状態・「沼落ち」とも言う)の入口に……という人もいるかもしれません。きっとその「沼」は、明日からの毎日を頑張るための原動力になってくれるでしょう。 どんな「沼」であれ、ルールの順守とリスペクトを大切に、推しを愛していきたいものですね。

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【執筆】ユピスタ編集部
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