高速道路であおり運転!ドライブレコーダー映像から犯人特定、逮捕に。
そんな「もしもの時」に役立つのがドライブレコーダーです。
実際に高速道路などであおり運転によるトラブルが発生した際、ドライブレコーダーの映像が犯人の検挙につながった事例もあります。
今回はあおり運転などのトラブル対策に役立つドライブレコーダーの選び方について解説していきます。
高速道路での検挙事例も!あおり運転の立証にドライブレコーダーが役立つ!
ただ、あおり運転は車の衝突事故のように、被害者が直接負傷するわけではないことや、第三者の証言が得られにくいことから、立証が難しいという特徴があります。よって、ドライブレコーダーのような「客観的に事実を記録してくれる装置」が対策としてとても有効なのです。
例えば2020年7月に東京都江戸川区で起きた「あおり運転容疑の初検挙」では、ドライブレコーダーが大活躍。
被害者の方が車に設置していたドライブレコーダーに、車間距離を詰めて追いかけられている様子や、わざと車の前に割り込まれて強制停車させられているシーンなどが記録されていたことからあおり運転と認定され、初検挙につながりました。
また、場合によってはドライブレコーダーの記録で自らの危険運転が明らかになることもあります。
2020年10月に大阪府で起きた事件では、「当事者が互いをあおり合っていた様子」がドライブレコーダーに記録されており、双方のあおり運転が立件されました。
この事件では、当事者の一人が「高速道路で相手が車間距離を詰めてきたので、腹が立って追突してやった」と自覚があったのに対し、もう一方は「あおり運転をした覚えはない」と供述していたとのこと。これは当事者の供述に食い違いがあったにも関わらず、ドライブレコーダーの記録が事件の全容をよりスムーズかつ明確に立証した実例のひとつです。
このように、ドライブレコーダーを車に設置しておくことで、双方が運転中にどのような行為をしていたのか正確につかめます。
ドライブレコーダーはあおり運転の検挙にも役立つため、より安全なドライブに欠かせないアイテムといえるでしょう。
ドライブレコーダーはどれも同じではない!撮影範囲の違いとは
一口にドライブレコーダーといってもどれも同じタイプではなく、設置されているカメラの種類によって3タイプに分けられ、録画範囲にも違いがあります。
1つめはフロントカメラタイプで、車の前方にカメラが設置され、前方の状況のみを記録できるタイプです。
2つめの2カメラタイプは、車の前後にカメラが設置されたタイプ。前方と後方の状況を録画できるため、後方からのあおり運転や追突事故の記録にも役立ちます。
3つめは360度カメラタイプ。車の前方に設置されたカメラから、車体の前後はもちろん、左右の様子も含め、継ぎ目のない360度の状況が記録できます。
このタイプは前方への割り込み運転や後方からのあおり運転に加え、横からの衝突や割り込みなども記録できます。
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あおり運転対策に向いているのは、前方も後方も撮影できる2カメラタイプや360度カメラタイプです。
あおり運転の立証に役立つドライブレコーダーの選び方のポイント
【カメラのタイプ】2カメラまたは360度カメラ
【視野角】フロントカメラの水平画角が100度以上、垂直画角が55度以上のもの
【画素数】画素数200万画素以上のもの
【画質】Full HD以上のもの
まず、ドライブレコーダーのカメラのタイプですが、先ほど触れたようにあおり運転は車の前方だけでなく後方で発生することも多いため、車体の前後を記録できる2カメラや360度カメラのタイプが向いています。
同様に、視野角も広いものを選び、記録できる範囲を最大限広げておくのがベストです。特に横方向の撮影範囲を指す「水平画角」については、100度以上ある製品がおすすめです。
その他、鮮明な記録を撮影できるように、画素数は200万画像以上や画質Full HD以上の製品を選びましょう。
こうしたポイントからおすすめの製品として挙げられるのは、「marumie Q-30R」。
360度カメラに加えてリアカメラを搭載したモデルです。前方は垂直240度の撮影が可能なため、交差点付近では信号機から車内までをワイドにカバー。
リアカメラも設置されているため、後方の車のナンバープレートも鮮明に記録します。
まとめ
ドライブレコーダーはあおり運転や衝突事故といった「もしもの時」の心強い味方になってくれます。
自分の身の安全をしっかりと守るためにも、ドライブレコーダーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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