コロナ禍の影響下において、家族の健康は気に掛けたいもの。特に高齢者については、そばで見守るなどして、できるだけ様子を把握しておきたくなりますよね。
しかしコロナ禍においては感染防止のため、介護施設に入所しているケースや遠く離れて住んでいるケースも見られ、なかなか直接会うことが難しいという現状があります。
そこで今回は、そんなニューノーマルな時代における高齢者の見守りについて考えていきます。
ニューノーマル時代の高齢者見守り。防犯カメラにもなる介護施設の強い味方
2021.1.26
介護施設でカメラが果たす役割とは
まず、介護の現場における「カメラ」の役割についてご紹介しましょう。
高齢者のケアを行う介護施設では、入居者の見守りやトラブル防止の観点から、監視カメラを居室などに導入することが進められてきました。「カメラの導入」についてはプライバシーの保護という点で賛否もありますが、被介護者と介護者を守る次のようなメリットも存在します。
・職員が少ない時間帯でも、モニターで入居者の様子を把握できる
・徘徊など、危険な行動をいち早く察知できる
・「叩かれた」「虐待された」といったクレームが被介護者から寄せられた際、速やかに事実確認ができる
介護の現場において、「見守る」という行為はとても大切です。しかし介護スタッフもそれぞれ多くの仕事を抱えているため、入居者一人ひとりの様子を定期的に一室ずつ覗きに行くと、それだけで負担がかかってしまいます。
また、入居者と介護スタッフしかいない閉じられた空間などでは、「その場で何が起きたか」を当事者しか分かり得ないことが多々あります。
もし、そんな証言者のいない状況で、入居者が「虐待を受けている」と訴え、介護スタッフは「何もしていない」と否認したら……?介護現場における「カメラ」は高齢者の見守りという役目に加え、閉鎖的になりがちな環境下のトラブルを明らかにする役割も果たしているといえるでしょう。
ちなみに、最近はベッドに装着する圧式センサーと併用されたAIカメラも登場しています。このようなシステムを導入することで、入居者が予定外の時間にベッドを離れた時に速やかな対応ができるのも、大きなメリットのひとつです。
高齢者のケアを行う介護施設では、入居者の見守りやトラブル防止の観点から、監視カメラを居室などに導入することが進められてきました。「カメラの導入」についてはプライバシーの保護という点で賛否もありますが、被介護者と介護者を守る次のようなメリットも存在します。
・職員が少ない時間帯でも、モニターで入居者の様子を把握できる
・徘徊など、危険な行動をいち早く察知できる
・「叩かれた」「虐待された」といったクレームが被介護者から寄せられた際、速やかに事実確認ができる
介護の現場において、「見守る」という行為はとても大切です。しかし介護スタッフもそれぞれ多くの仕事を抱えているため、入居者一人ひとりの様子を定期的に一室ずつ覗きに行くと、それだけで負担がかかってしまいます。
また、入居者と介護スタッフしかいない閉じられた空間などでは、「その場で何が起きたか」を当事者しか分かり得ないことが多々あります。
もし、そんな証言者のいない状況で、入居者が「虐待を受けている」と訴え、介護スタッフは「何もしていない」と否認したら……?介護現場における「カメラ」は高齢者の見守りという役目に加え、閉鎖的になりがちな環境下のトラブルを明らかにする役割も果たしているといえるでしょう。
ちなみに、最近はベッドに装着する圧式センサーと併用されたAIカメラも登場しています。このようなシステムを導入することで、入居者が予定外の時間にベッドを離れた時に速やかな対応ができるのも、大きなメリットのひとつです。
「見守りロボット」で介護施設にいてもつながれる
また、大がかりな監視カメラや防犯カメラのシステムを導入すること以外に、「見守りロボット」を介護施設に導入するという方法もあります。
見守りロボットとは高齢者や子ども、ペットなどの見守りを目的としたロボットのことです。監視カメラや防犯カメラとは異なり、キャラクターづけをされた親しみやすい形をしているため、被監視者に警戒感を抱かれにくいメリットがあります。
さらに、見守りロボットを導入することで介護施設にいる入居者の様子を、施設内にいるスタッフはもちろんのこと、施設の外にいる家族が共有することも可能です。Wi-Fi環境がある場所なら日頃は居室に置いておき、レクリエーションの時に共有スペースへ持っていって、入居者の生活ぶりを家族が見守るという使い方もできます。
通話機能が搭載されているタイプなら、自由時間に入居者と家族が通話を楽しむことも可能です。「家族の顔を毎日見に行きたいけど、施設が遠くてなかなか……」という際にも活用できるアイテムといえます。
見守りロボットとは高齢者や子ども、ペットなどの見守りを目的としたロボットのことです。監視カメラや防犯カメラとは異なり、キャラクターづけをされた親しみやすい形をしているため、被監視者に警戒感を抱かれにくいメリットがあります。
さらに、見守りロボットを導入することで介護施設にいる入居者の様子を、施設内にいるスタッフはもちろんのこと、施設の外にいる家族が共有することも可能です。Wi-Fi環境がある場所なら日頃は居室に置いておき、レクリエーションの時に共有スペースへ持っていって、入居者の生活ぶりを家族が見守るという使い方もできます。
通話機能が搭載されているタイプなら、自由時間に入居者と家族が通話を楽しむことも可能です。「家族の顔を毎日見に行きたいけど、施設が遠くてなかなか……」という際にも活用できるアイテムといえます。
高齢者の見守りには「見守りロボット」がおすすめ!
昨今のニューノーマルな時代では、施設で暮らす高齢者と家族が会うのが難しくなっているなか、「見守りロボット」は家族をつなぐ有効なツールといえます。ちなみに施設が見守りロボットを導入していない場合でも、入居者本人や施設の承諾があれば、個人的に見守りロボットを導入することが可能です。
もちろん、遠く離れた実家で暮らす高齢な両親の見守りや、在宅介護のサポートツールとしても、見守りロボットは心強いアイテムとなってくれます。また、大切な家族の様子を見守るためだけでなく、防犯カメラとしても活用できます。
見守りのためのツールとして、「見守りアプリ」という選択肢もありますが、スマートフォンやパソコンが苦手な人にはやや操作が難しいというデメリットも。機械にあまり馴染みがない方でも抵抗なく扱える見守りツールとしては、いつでも様子を確認できる「見守りロボット」の方が優位といえるでしょう。
「ユピ坊」は見た目の愛らしさとわかりやすい操作性が特徴の見守りロボット。離れた場所にいる家族を見守る「見守りモード」と、留守中に室内を監視する「防犯モード」の切り替えが可能で、高齢者や子どもの見守りから防犯対策まで活用できます。
もちろん、遠く離れた実家で暮らす高齢な両親の見守りや、在宅介護のサポートツールとしても、見守りロボットは心強いアイテムとなってくれます。また、大切な家族の様子を見守るためだけでなく、防犯カメラとしても活用できます。
見守りのためのツールとして、「見守りアプリ」という選択肢もありますが、スマートフォンやパソコンが苦手な人にはやや操作が難しいというデメリットも。機械にあまり馴染みがない方でも抵抗なく扱える見守りツールとしては、いつでも様子を確認できる「見守りロボット」の方が優位といえるでしょう。
「ユピ坊」は見た目の愛らしさとわかりやすい操作性が特徴の見守りロボット。離れた場所にいる家族を見守る「見守りモード」と、留守中に室内を監視する「防犯モード」の切り替えが可能で、高齢者や子どもの見守りから防犯対策まで活用できます。
まとめ
「コロナなどの状況下でなかなか会えなくても、やはり家族を身近に感じておきたい」。そんな時にこそ、見守りロボットは大活躍します。見守りロボットを活用しつつ、遠く離れた家族の健康と笑顔を見守ってみてはいかがでしょうか。
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