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当社特許の中から代表的なもの、特に当社独占状態の機能を実現したものとしてはスイープオシレータ式ダブルスーパーヘテロダイン、ASS、
GPS排除、H識別などがあり特許登録済みとなっています。
当社ではこれら特許以外にも多くの実用的な特許を出願し、他社製品との技術的差別化を実現しています。
特許第1720227号
電磁波検出機(該当機能名:スイープオシレータ式ダブルスーパーヘテロダイン)
高感度レーダー探知機の基本特許となったものです。 第2局部発信機のスイープを検波ノイズの出力とコンデンサで制御し、所定時間スイープが停止したときをもってマイクロ波の検出と判定することによりマイクロ波検出の高感度化を実現すると共にパルス性のノイズによる誤動作を防止しました。
特許第3051676号
マイクロ波検知機の感度切替方法(該当機能名:ASS)
振動センサの出力から高速走行か低速走行かの状態を判定し、状態の継続時間によりマイクロ波の検出感度を切り替えることでGPSなどを使用していないレーダー探知機やGPSによる位置検出が出来ない場合においても適正な感度切替の実施を可能としています。
特許3044004号
マイクロ波検出機(該当機能名:GPS排除)
ナビゲーション装置などから出力されるノイズをマイクロ波検出機の局部発振機のスイープにより検出し、その周波数と電界強度を記憶することで同一周波数による受信はノイズであると判定するようにしていますので、マイクロ波検知機以外の電装品が搭載されていてもそれらの影響を抑えることが可能となります。
特許第3428531号
マイクロ波検出機(該当機能名:H識別)
検波出力に所定のフィルターをかけた検出系と、かけていない検出系の2つの出力から変調波と非変調波を識別しています。
特許第3121768号
車輌の走行状態判定装置(該当機能名:MAC)
振動センサからの信号を必要帯域のみ検出し、オフディレィタイマーをかけた信号でパルス変換をした時のパルス幅で車輌の走行状態を判定しています。このようにすることで車輌が動いていない状態を適切に判定し、不要な警報の発生を防止することが可能です。
特許第3229564号
マイクロ波検出機(該当機能名:フリップチップinアンテナ)
マイクロ波を受信するホーンアンテナへのフリップチップ型ダイオードの装着において、基板にダイオードを装着し基板に設けられたアノードとカソード用の電極となる突起部に導通され、突起部はRD回路基板のスルーホールで接続することによってミキサ回路の変換損失を防止しマイクロ波検出を高感度に行うことが可能となりました。
特許第3361294号
車輌ドア監視装置(該当機能名:ドア開検出)
セキュリティ装置に用いられているドア開検出判定に関する特許であり、車内の所定パターンの気圧の変化によりドア開を検出しています。この技術により、ドアスイッチへの配線を不要とした簡易型セキュリティ装置を実現することが出来ました。
特許第3780262号
緊急車輌警報装置(該当機能名:カーロケ接近・離反)
緊急車輌からの電波の受信間隔と電界強度の履歴から緊急車輌の接近と離反などの緊急車輌と自車の関係を判定することで、運転者の不要な警戒を防止することが可能となります。
特許第3902553号
位置検出機能付マイクロ波検出機 (該当機能名:インテリジェントキャンセル)
所定電界強度以下の誤動作源からのマイクロ波を検出したときにその位置を誤動作源として記憶し、以降同じ位置を通過したときのマイクロ波の存在と電界強度から誤動作源である確度を判定することにより誤動作源からのマイクロ波による警報を抑えると共に実際の速度取り締まり装置からのマイクロ波を受信可能とすることができました。
主要特許(その他)
その他特許庁による審査中の特許の中で当社独自の技術をご紹介します。
特開2005-242943号
交通取締警告装置(該当機能名:ベストパートナー)
緊急車輌からの電波受信のタイミングによる緊急車輌の停止判定と他の無線通話の状態から取り締まりの種別を判定する。
特開2004-048205号
コイルアンテナ(該当機能名:スパイラルアンテナ)
密巻コイルの中心に軸心を設けた閉ループアンテナとすることで、ボディエフェクトなどの外部の影響を低減し小型かつ変形自由度の高いアンテナを実現しました。
特開2004-317143号
物体状態判定装置(該当機能名:2出力ドップラーセンサ)
マイクロ波ドップラーセンサにおいて位相差が異なる2つのドップラー信号から物体の接近離反を判定すると共にドップラー信号のサイクル数から対象物の状態を判定するようにしたことで草木の風による揺れなどを誤動作として排除することができるようになりました。
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